2015年11月06日

まあ別に良いんだけどね

浜岡刑事によって帰された二人。別の案件である暴力団関連の一つにメスを入れようとした所、突然呼び出される--主人公がな面膜願景村謝師宴 髮型

「何……どうして浜岡と?」

「実はあいつがどうも怪しくてな」呼び出したのは直属の上司である暇田警部という特命係の部屋に入ってはコーヒーを強請る変わり者。「確か『ヴァイオレンス』という単語に偉く反応してたんじゃないか?」

「言われてみればそうですね。でもそんな仕事は警部が良く覗き見する特命係の二人に……」「実はお前にしか頼めんそうだ……差出人は教えんが」凶星にしか頼めない--もしや昨日の案件が絡むというのか!

「そうか……僕は『ヴァイオレンス』を目撃した唯一の刑事。一体誰の差し金ですか?」

「だからさっき聞かなかったか? 差出人を教えるかよ……一応は俺の腐れ縁で女垂らしのおっさんだ」

「……まあ良いか。浜岡一人に任せたら心配だしな」

「それは寧ろこっちの台詞だ」誰もが明らかなように凶星は駄目人間の典型例足る男。「寧ろ浜岡に鍛えられて来い!」

「はは!」


 そうして浜岡が向かったとされるマツハシ本社ビル。凶星はそこへ乗り込んで聞き込みを開始--浜岡が何処へ向かったかというやるべきだった捜査内容を忘れて。

「浜岡刑事ってあのイケメン? 教えないわよ」「どうせ嫉妬してるんでしょ、その人に?」「ああ、あの人なら例え何人女が居ても良いわ」ここまでもてると寧ろ堪忍袋の緒が切れそうだ--だが、怒りを抑え込みながらも浜岡の行方が判明……マツハシの音無廃工場だ!

「……確か社長は真夜中にそこへ女を連れて来るんだぜ」

「社長は確か名前は……」「松橋健次郎も知らんのか、あんた」凶星を普通の刑事だと思わないように。



Posted by としました at 13:02│Comments(0)
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